
土用干し期間に雨が降らぬよう、天気予報で晴天が4日間続く日を見極めて、土用干しの日程を立てる。
<必要なもの>
干し網
竹製巻きす(梅用、紫蘇用)
<1日目>
① 午前10時ごろ、梅と赤紫蘇をボウルで受けたザルに取り出し、汁気が切れるまで置いておく。

② 干し網に巻きすを敷き、梅を並べる。赤紫蘇は梅干しと一緒に保存する場合はそのまま干し、乾燥させて細かくする場合は巻きすに1枚1枚広げて干す。 赤梅酢は瓶に入れ、日に当てる。


③ 12時ごろ、すべての梅を裏返す。

④ 15時ごろ、梅、赤紫蘇、赤梅酢を室内に取り込み、梅は梅酢に戻す。

<2日目>
⑤ 1日目と同様に、午前中から梅と赤紫蘇を天日に干す。
⑥ 梅は12時ごろに裏返し、そのままおいて、夜露にあてる。
※ 赤紫蘇を粉末にする場合は、カラカラに乾けば手で揉んで細かくし、保存容器で保存する。
<3日目>
⑦ 2日目と同様に、午前中から干し、日中に一度裏返す。
⑧ 夕方、皮をつまんでみて、干し具合を確認する。薄く皮だけつまめるようであれば、翌日が干し上がりになるので、そのまま夜露にあてる。

<4日目>
⑨ 朝のうちに取り込む。まだ皮を薄くつまめないようであれば、もう一晩、夜露にあてる。
⑩ 消毒した保存瓶に入れ、冷蔵庫で保存する。6か月~1年ほどで塩がなじんで食べごろとなる。
