梅干し作りⅡ-梅干し用赤しそ-

梅干し作り

・赤紫蘇は、梅雨時期のものが良い。梅雨をが明けてからのものは葉がかたくなるらしい。
・良いものが出てきたら、すぐに発色までさせておく。
・白梅酢が上がる前であれば、市販の白梅酢か、冷蔵しておいた前年度の白梅酢を使って発色させておく。

・市販の赤紫蘇(1袋300~400g?)は、茎や緑の葉を取り除くと、1袋で150~250gくらい残る。

・漬けた赤紫蘇はゆかりにしたり、料理に使えます。

<材料>

赤紫蘇・・・1袋(梅の重さの10~20% 梅の重さ1kgの場合、赤紫蘇100~200g

粗塩・・・赤紫蘇の重さの20%(赤紫蘇200gの場合、粗塩40g)

白梅酢・・・適量

<作り方>

① 赤紫蘇の葉は、裏が緑色になっているものや小さすぎるものは取り除き、葉の両面が紫色のものだけ、茎を残さずに葉だけを摘む。

② 水を張ったボウルに入れ、やさしく押し洗いをする。汚れが出なくなるまで水を替え繰り返す。

③ 水気を切り、よく水気を拭き取る。

④ ビニール袋に赤紫蘇と塩2/3量を入れて振り、塩をまぶす。塩が回って嵩が減ってきたらボウルに移し、手のひらの付け根で押すようにして揉む。

⑤ 泡と黒んずんだ汁が出てきたら、両手ではさんで汁を絞る。

⑥ 汁を捨て、残りの塩1/3量を加えてまぶし、④と同じく手のひらの付け根でやさしく押す。

⑦ 泡と汁が出てきたら、軽く絞り、汁を捨てる。

⑧ 白梅酢を赤紫蘇が浸る程度の量を加えて、発色させる。

⑨ 汁ごと梅に加える。

⑩ 土用干しまで一日1回上下を返しながら、冷蔵庫で保存する。 

※ 赤紫蘇が梅より早く出回る年は、冷蔵保存しておいた前年の白梅酢(なければ市販の白梅酢を使用)で発色させ(⑧の工程まで)、チャック付き保存袋に入れて、その年の梅が白梅酢が上がるまで冷蔵保存しておきます。